おばけたまにっき

たまに更新されるDJ Obakeのブログ。

これまでのあらすじ。

遠い昔、はるかかなたの銀河系で....ダウンロード違法化に反対する協会の声明はすべての漫画家の総意ではなかった!果たしてネット上に(不正に)アップロードされている漫画の画像を(無断で)使用する事で、何かを表現することができるだろうか!? こうし…

教えたいこと

老いて死ぬ者は良かろう。 沢山の思い出と共に。 早くに死ぬ者も良かろう。 沢山の可能性と共に。 悲しむことができるのは、良い。 大いなる悲しみと共に、生者と共に。 生まれずに死んだ者はどうか。 わたしには死んだ妹がいる。 産まれ落ちるまえに流産し…

トンネルを抜けたら

トンネルには必ず出口がある。 いつかは抜けるはずだ。 という慣用句的な喩えは、ひとつの勘違いから生まれているのではないかと思う。 その人は入り口でのことを忘れている。 その時に目を見開いていれば、勘違いすることなどなかったはずだ。 しかしあまり…

マルクスを捨てよ、ベスビオに登ろう。或いは善悪の彼岸に死す

これはあまり知られていない事ですが、と言うのも誰にも言ったことのない私事なのですが、一番好きなバンドは、相対性理論、ではなく毛皮のマリーズでした。 アインシュタインが振るはずのないサイコロを、振ってしまったその上は、張った張った、丁か半か、…

いたるところにかいじゅうが

お前が本当に王様かどうか、嘘だかどうだか食べてみよう! と言って、かいじゅうたちは踊りはじめました。その踊りは生贄を食べるための儀式です。もちろん、自称王様も一緒に踊りました。王様なんですから、儀式に参加しないわけにはいきません。 そうして…

世界の週末、ウィークエンド

朝まで踊った人間にしか知り得ないことというのがあります。 例えば階段を上がれば東急本店にはまだシャッターがかかっていて、人気がないセンター街にはネズミが沢山うろちょろしている。そういう時に行きたいのはマクドナルドではなく富士そばである。しか…

魔法使いの弟子たち、リターンズ

真実を語る者は道化と化す。ならば道化になれば、みな信じるに違いない。「種も仕掛けもありません」と言えばいいだけなのだ。 そう思いついたペンギンは、生まれつきの愛らしいルックスも十分に活かし、人気者になります。飛べない鳥に人々は同情し、心を寄…

ギザギザハートの

寝付けなかった日の明け方、布団に張り付いているのも飽きたので早朝の街をぶらついた。通りかかった街路樹のシルエットから、黒い影が二つほど飛び出し、まだ薄暗い夜明けの空を忙しなく行き交い始めた。鳥とは違うとすぐに分かる鋭角な軌道に少しくドキっ…