おばけたまにっき

たまに更新されるDJ Obakeのブログ。

ある和声

まず基本的な事として。

ある時代・地域の和声技法が、その帰属する社会の構造と密接な関係にあるのは、よく指摘されている通りだと措定してよいだろう。

 

たとえば、、

クラシック音楽におけるポリフォニーが、王侯貴族やブルジョアジーにとっての望ましい秩序の具現であったように。

 

 

では、現在のように個々人が断絶しつつある社会において、どのような和声の提示があり得るだろう。

 

自分の個人的な見解としては、ポリフォニー(水平和声)よりも、個別的なモノフォニーの集合によるパラフォニー(平行和声)に、よりリアリティを持った表現が可能であるように思う。なんならマルチフォニー(造語)くらいが良い。

 

 

私たちがどのような和声を提示し得るかは、同時に、私たちがどのような社会を形成し得るかという可能性の探求でもある。